団体信用生命保険請求の手続きが遅れたら支払いされない?時効はあるの?

  • 相続の対象になるものは幅広く、その数は現在108種類あります。
    このブログでは、相続を専門としている司法書士、行政書士、税理士、FP、宅建士が、自分の専門分野以外だったために、知らなかった事例を紹介していきます。

    団体信用生命保険の死亡保険金請求の手続きが遅れ、死後数年が経過してから請求をしたら、3年以内に請求しないと時効になり、支払いができないと言われました。

    団信加入時に説明や、加入申込書の約款にもその様な事は載っていなかったのですが、本当に支払われないのでしょうか?

    団体信用生命保険とは?

    保険料を銀行が債務者に代わって支払い、住宅ローンを組んだ債務者に万一のことがあった場合、保険会社が債務者に代わって住宅ローンの残金すべてを銀行に支払う生命保険のことです。

    団体信用生命保険に加入すれば、残された家族は残りのローンを支払う必要がなくなる保険です。

    団体信用生命保険の死亡保険金請求には時間がかかります

    団体信用生命保険の死亡保険金請求は、書類を提出してから審査に1ヶ月以上かかる場合が多く、債務が完済するまでに2ヶ月以上かかることも稀ではありません。

    なので、死亡後速やかに手続きする必要があります。

    生命保険金の請求には一定の期間があります

    平成22年4月1日施行の改正保険法95条(消滅時効)
    「保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第63条又は第92条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、3年間行わないときは、時効によって消滅する。」
    と定められています。

    団体信用生命保険もこの法律の適用を受けますので、払い戻しを請求する場合は3年以内に行わなければ債務完済とならない可能性があるので注意が必要です。

    自分の専門外の相談にも対応できるのが相続手続カウンセラーです!

    相続手続カウンセラー協会では、相続をきっかけに家族がスムーズに再スタートを切り、さらに家族が繁栄していって欲しいと願っています。そのためには、まずは、サポートする側がしっかりした知識を得て、ケースに応じて適切なアドバイスが出来るようになることが大切だと思っています。