意外と士業が知らない相続のこと– category –
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意外と士業が知らない相続のこと
もううんざり!実家はあなたの物置じゃない!
介護施設に入居していたお母さんが亡くなったため、北村さん(仮名)が相続手続きの依頼に来られました。 相続人は、お母さんと同じ市内に住む長女の北村さんと、県外に住む二女のお二人。財産は、実家のご自宅と預金がわずかでした。 北村さんは、「相続... -
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離婚の際は、連れ子の養子縁組の解消も忘れずに
山本さん(仮名)は娘のA子さん(9歳)を連れて離婚。その数年後に急逝されました。 遺産は、離婚後に購入したマンション(団信加入)と預金、死亡保険金2,000万円でした。唯一の相続人であるA子さんは未成年であったため、山本さんの実母(A子さ... -
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20年以上も前に返済し終わったローンが…
会社の事業でいずれは使おうと思って、複数の不動産を買っていた社長のAさんが亡くなりました。事業を継承される息子さんから相談を受けましたが、幸いにも市内の不動産が多かったため、不動産についてはスムーズに手続きが進むかと思われました。 ところ... -
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相続相談事例集:相続人がDV被害者
奥さんと幼いお子さん2人を残して亡くなられた男性のお姉さんが相談に来られました。 話を聞くと、その弟さんは生前、奥さんに暴力を奮うDV加害者で、弟さんが亡くなる数ヶ月前に、奥さんは子ども達を連れて家を飛び出したまま居場所が分からない状態でし... -
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令和3年税制改正①
【教育資金の一括贈与の非課税措置】 今回の改正で下記2点を見直し、令和5年3月31日まで再度2年延長する。 ※令和3年4月1日以後から適用 ① 教育資金管理契約の途中で贈与者が死亡した場合には、その死亡までの年数にかかわらず、同日における贈与資... -
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贈与税と相続税を一体化!?
わが国の贈与税は、相続税の累進回避を防止する観点から、高い税率が設定されており、生前贈与に対し抑制的に働いている面がある。一方で、現在の税率構造では、富裕層による財産の分割贈与を通じた負担回避を防止するには限界がある。 諸外国では、一定期... -
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海外資産の相続税減免~外国金融人材呼び込む~
政府・与党は優秀な外国人材を日本に招くため、2021年度税制改正で相続税の減免制度を設ける方針だ。 高度なスキルを持つ金融人材などを対象に、一定の要件を満たした場合に、保有する海外資産を課税対象外にする特例案を検討する。 菅首相は日本に世界の... -
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初の「森林信託」スタート~所有者に代わり樹木管理、利益分配~
信託の仕組みを活用し、個人や企業に代わって所有林の樹木を管理する「森林信託」と呼ばれる国内初のサービスが、8月1日、岡山県で始まった。 最新の測量技術やITを活用した「スマート林業」を取り入れ、収益を生む森林に変える。過疎や高齢化による担い手... -
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逸失利益「定期払い」容認 ~交通事故で最高裁 初判断~
交通事故に遭わなければ将来得られたはずの「逸失利益」の賠償方法が争われた訴訟の上告審判決が9日、最高裁であり、一般的な一括払いだけでなく、月1回など定期的な支払いも認められるとの判断を示した。 定期払い期間中に被害者が亡くなった場合でも賠償... -
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賃貸住宅、転貸業者に法規制~所有者に書面で説明義務~
アパートなど賃貸住宅を一括で借り上げ、入居者にまた貸しする「サブリース」に初めて法規制がかかる。 物件の所有者と事業者の間で家賃保証をめぐる問題が頻繁に発生したからだ。 サブリースは一般的事業者が入居者の募集から建物の維持・管理、家賃収入...
