損しない相続(朝日新書)

損しない相続(朝日新書)

この書籍は、私の考え方と似ている部分がたくさんあり、黄色のマーカーペンでたくさん線を引きました。

相続は、財産の多い少ないにかかわらず、全員が100%関わる問題です!ということを前提に、遺言や相続税の正しい知識も書かれています。

事例も多く紹介されていますので、SC相続手続カウンセラーとしては必読の本です。

それでは、内容をさっそく見てみましょう。

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【目次抜粋】
●相続は関係ないと思っている人のためのQ&A
●土地相続の基礎知識
●相続の誤解
●間違った相続が招く悲劇
●相続税を抑える実践策
●多角的に考える相続対策
●相続対策の落とし穴
など

【本文一部抜粋】

円満な相続を迎えるかどうかは、簡単な準備をしたか?信頼できる専門家の相談相手がいたかどうかで分かれる。

相続は、人が亡くなれば100%発生するものだから、本来国民全員が学ばなければならない問題。どんなものにも権利義務関係が発生し、他人事ではない。

相続税が支払えなければ、税務署は容赦なく住んでいる土地や建物なども関係なく全財産を差し押さえ、6ヵ月後には競売にかけて処分してしまう。

土地をすぐ売れる商品としての価値づくりをしておかなければならない。

相続で失敗する人の多くは、「相続が発生したら誰かが解決してくれる」「相続税が課税されたら少し土地を売って払えばいい」などと平気で言っている。

従前から財産状況を把握し、自分の相続税をシュミレーションしてみていただきたい。

遺産分割協議は、取り分で不満のあるものが出てきたり、感情的なもつれから「もうお金の問題じゃない」となり、長期間解決出来ない事もある

一番の愚の骨頂は、相続税の為に現金を作って取っておいたり、ずっと爪に火をともすような生活をしてどんどん相続税の支払いのために貯め続けている人。

相続税制は、3代で財産が無くなる構造なので、国に巻き上げられるぐらいなら自分で使ったほうがいい。

相続システムの意図は、財閥解体。10億円の資産が3代で約10分の1になってしまう。

世の中には、道徳と倫理と法律がある。普通人間が生活していく上では、道徳や倫理で判断するものである。その二つで解決できなくもめた時は法律と照らし合わせて解決する。本来、法律も普通の人が感じている道徳観、倫理観を基準に定められているはずである。ところが、相続の仕組みだけは、倫理・道徳で考えられていない。

相続に関して言えば、知らないことが一番怖いのである。

相続詐欺 ①老人ホームなどの許認可が下りたら買い取る条件でとりあえず所有権移転させる。 ②満室のテナントビルを購入させて、数ヵ月後には全室解約される。

相続対策とは、残された妻や子供が、トラブルや争いなどのない幸せな暮らしをして行けるように考えてあげること。

「資産は親から受け継いだものだから守らなければいけない」という呪縛から解き放たれて、「資産は活用し、不良資産は優良資産に組み替えて後継者に引き継ぐもの」と理解して行動する。

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損しない相続(朝日新書)